サイクリングするためにはどの自転車を選べばいいのか迷うときがあると思いますが、
そもそも自転車の選び方にはどのような基準があるか知っていますか?
インチは工業製品でよく使われる単位!
まずは「タイヤ」のサイズで決める方が多いと思いますが、
その際に必ずと言っていいほど出てくるのは「○○インチ」という単位です。
そもそも「インチ(inch)」という単位は自転車だけではなく、
テレビのサイズを知るときにも出てくるものです。
アメリカ合衆国を中心に使用されている単位であり、
昔からヤード法(インチもこの部類に入る)を使ってきた工業機械や製品、
コンピューター関連の精密機器製品においては、
各国で規格や単位の呼び名が微妙に異なることもあり、
互換性を考えると都合がいいことからこの「インチ」が用いられているのです。
なので、インチについて詳しく知らない人にとっては、
「分かりやすいようメートル単位とかで表せや!」
「専門家気取りで商品売ってんじゃねぇよ!」
とつい思ってしまいますが、
それには上記のような製造側の事情があったということです。
1インチ=約2.54cmである!
インチにおいても、
センチメートルなどと同様に1センチメートル、2センチメートル・・・
というように使いますが、
では、1インチはセンチメートルに直すとどうなるのでしょうか。
その答えは、約2.54cmになります。
キッパリ〇㎝ではなく何とも微妙な長さですね・・・
でも、これを覚えておけば自転車以外でも色々な場面で便利になると思います。
自転車ではタイヤの直径を表す!
ならば、自転車においてインチはどのような意味を表すのでしょうか?
それはズバリ、「タイやの直径」です。
つまり、26インチのタイヤならば、
約2.54cm×26ということで、
直径は約66.04㎝のタイヤになりますね。
なお、26インチのタイヤは、
最近人気が出ている「クロスバイク」で多く見られるサイズです。
自転車のタイヤは29インチまである!
因みに、自転車のタイヤサイズについては、
8インチ〜29インチまであります。
ここではよく使われる14インチ~28インチにおける適応身長をまとめてみました。
車輪サイズ | 適応身長 |
14インチ | 95~114cm |
16インチ | 101~119cm |
18インチ | 106~123cm |
20インチ | 114~137cm |
22インチ | 126~145cm |
24インチ | 137cm以上 |
26インチ | 140cm以上 |
27インチ | 150cm以上 |
28インチ | 156cm以上 |
※(http://bellcycle.jp/hayamihyou.htm)から一部引用
目安として8インチ〜12インチは主に幼稚園児などの子供用自転車、
12インチ〜16インチは幼稚園児などの子供用自転車から折り畳み自転車、
16インチ〜22インチは小学生サイズの自転車、
そして24〜29インチは成人サイズの自転車になります。
購入の際には、
是非参考にしてみてください。